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防火

準不燃フィルムは実際どこに貼られているか — 学校・病院・500戸マンションの納入記録

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準不燃フィルムは実際どこに貼られているか — 学校・病院・500戸マンションの納入記録

カタログには「多くの現場で選ばれています」と書けます。しかし、実際にどんな建物が、どれだけの数量を発注したかを教えてくれるのは、納入記録です。日付・地域・数量の並びが、誰が本当にその製品を必要としているかを映し出します。

YEILDECOが取り扱う準不燃・PVCフリーの内装フィルムにも、そうした記録があります。公式国内販売チャネルD-Guardが公開する納入実績によれば、2023年後半から2026年にかけて約80件の納入があり、累計500以上の空間、延べ50,000㎡以上に施工されています(D-Guard自身の集計であり、独自に検証したものではありません)。個々の納入記録は同社サイトで公開されており、防火規定のある建物で内装材を選ぶ立場の方には参考になるはずです。

学校が最も多い

この記録でまず目を引くのは、学校向けの納入が突出して多いことです。一件の大型案件ではなく、韓国各地の小学校・中学校・高校数十校に、年をまたいで繰り返し納入されています。記録の中で最大の単一納入は、2023年12月、京畿道の高校向けの5,000mです。

内装フィルムで仕上げた学校の廊下 学校の廊下。準不燃フィルムの納入記録の中で、最も件数が多い用途です。

学校がこれほど多い理由は単純です。子どもは避難に時間がかかる、代表的な「避難弱者」だからです。日本の建築基準法にも内装制限という同じ発想の仕組みがあり、避難が難しい建物ほど内装材の防火性能が厳しく問われます(内装制限と準不燃の基準)。韓国でも学校の内装更新は、意匠の変更と防火認定の確保を同時に満たす必要がある工事であり、施設担当者が同じ製品を選び続けている事実こそ、その両立が現場でうまくいっていることの表れです。

介護・医療施設

学校の次に目立つのが、自力での避難に時間がかかる人々のための空間です。慶尚北道の公共産後調理院向け1,800m(2025年12月)、小児科クリニックなどが該当します。産後の母子や乳幼児のように避難時に最も支援を要する利用者を抱える施設ほど、内装材の防火性能が厳しく問われるのは、韓国でも日本でも変わりません。

500戸マンションへの一括納入

問い合わせで特に聞かれる実績が、2025年5月に京畿道であった、マンション1棟500戸分の一括納入です。

内装フィルムで仕上げたマンション住戸 京畿道のマンションでは、500戸分が1件の発注でまとまって納入されました。

1件の発注で500戸という数量は、色調やロットの品質を長期間そろえ続けられるという、供給側の実務能力を示す記録でもあります。

この記録を読むときに、正確にしておきたいこと

ここまでの実績には、正確にしておきたい点が四つあります。

まず、これらはすべて韓国国内での納入記録です。YEILDECOが日本国内で同等の販売実績を持っているという意味ではありません。

次に、これらの製品が受けている準不燃は、韓国消防産業技術院(KFI)による認定です。日本の大臣認定(NM・QM・RM)とは別の制度であり、番号の読み方や確認手順は大臣認定番号の読み方で解説しています。

また、納入先の施設名は個別に特定せず、地域と施設の種類のみを記載しています。

最後に、準不燃は不燃、つまり燃えないという意味ではありません。定められた条件のもとで発熱と延焼を一定以下に抑える等級であり、その条件を超えれば燃えます。

まとめ

会ったことのない海外の代理店から準不燃・PVCフリーの内装フィルムを検討するなら、パンフレットより先に見る価値があるのが納入記録です。学校、介護・医療施設、500戸規模のマンション一括納入という3年分の記録は、防火規定が厳しく問われる建物ほど、この製品が繰り返し選ばれてきたことを示しています。

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