
コンクリート調フィルムの選び方:ラインと防火等級で決める使いどころ
左官も養生期間もなく、打ち放しコンクリートの雰囲気を出せるのがフィルムです。選ぶ前に確かめたい区別が一つあります。当社の取扱品でコンクリート質感が最も豊富なラインは、防火等級のないラインです。
ジャーナル
PVCの燃焼、煙の吸引リスク、内装材を規定する防火区分を、日本の規格・一次情報に基づいて解説します。

左官も養生期間もなく、打ち放しコンクリートの雰囲気を出せるのがフィルムです。選ぶ前に確かめたい区別が一つあります。当社の取扱品でコンクリート質感が最も豊富なラインは、防火等級のないラインです。

商業施設の改装には、住宅にない条件が二つあります。営業を長く止められないこと、そして用途に応じた防火規制がかかることです。施設ごとの施工部位と、等級の確認が必要になる場面を、韓国の納入現場を例に整理しました。

火災安全層は、現行のKFI準不燃認証ラインに共通する構造です。認証書の原本と試験の実測値を基準に、書類で確認できることと参考情報を分けて説明します。

手入れの案内は、根拠が混ざりやすい分野です。この記事では、メーカーの文書が定めていることを先に確認し、文書にない部分は一般原則だとはっきり分けてご案内します。

フィルムの不具合の多くは、フィルムではなく下地から来ます。浮きや剥がれの原因は、ほとんどが下地の粉じん・湿気・凹凸です。発注前に下地から確認する理由を整理しました。

韓国にも準不燃という等級があり、日本と同じ国際規格ISO 5660-1で、同じ判定値(8MJ/㎡・200kW/㎡)で判定します。韓国製内装材の書類を読む設計者に向けて、同じ点と違う点を整理しました。

韓国の行政安全部と釜山広域市が主催した韓国最大の安全産業博覧会が9月4日に閉幕しました。ブースL05で紹介した準不燃フィルムの実物スウォッチや燃焼比較映像と、今後のお問い合わせ方法をまとめました。

石のムードが欲しいけれど石材工事は重すぎる。そんなとき大理石柄フィルムを探すことになりますが、同じ名前の下に二つの系統があります。大理石の柄を印刷したものと、石の質感そのものを再現したもの。当社が扱うのは後者です。

冷蔵庫はフィルムリフォームが最もよく決まる家電です。面が広くて平らだからです。ただし家具にはない関門が二つあります。表面の油分を断つ脱脂と、ドアパッキンまわりの仕上げです。工程カットと一緒に順番に見ていきます。

濃いチェリー色のドア枠と巾木が壁や床とぶつかると、空間全体が古い家に見えてしまいます。モールディングのフィルムは貼る面積が小さいのに印象の変化は最も大きい部位のひとつ。ただし部位の中で唯一、曲面との勝負があります。

キッチンリフォームの相談でまず整理するのは「場所」です。扉・キャビネット・側板はフィルムの領域、天板と水が溜まる場所は違います。その境界線と、施工の成否が分かれるポイントを実務の順序でまとめました。

家具はフィルムリフォームのホームグラウンドです。扉と引き出しの前板を外して床に寝かせて作業できる部位だからです。その代わり、家具だけの関門がひとつあります。素地MDFの吸収面です。

玄関ドアは家に入るとき最初に目に入る面です。ドアを替えずに面だけ替えるのがフィルムリフォームですが、玄関ドアには他の部位にない条件が二つあります。立てたまま作業すること、そしてそのドアが防火ドアかもしれないことです。

8月8日に閉幕した建築消防安全産業展。ブースB-814で展示した実物スウォッチ、燃焼比較映像、フィルム仕上げのドア実物と、今後のお問い合わせ方法をまとめました。

日韓はコーンカロリメーター試験(ISO 5660-1)を共有しています。それでも認定の構造は異なります。KFI認証の基準値と実測値、そして「材料への認定」と「組合せへの認定」の違いを数値で整理しました。

カタログの謳い文句より、納入記録の方が雄弁なことがあります。韓国の公式販売チャネルD-Guardが公開する約80件の納入記録を読むと、学校・介護医療施設・大規模マンションという、防火規定が特に厳しく問われる建物ほど、この準不燃フィルムが繰り返し選ばれてきたことがわかります。

仕様書に『準不燃』とあるだけでは足りません。NM/QM/RMの記号と4桁番号は何を意味するのか、なぜ番号だけでは安心できないのか(組み合わせ認定)、どこで実在を確認するのか。準不燃内装材の仕様書を、大臣認定番号から読み解く実務手順を整理します。

火災で人の命を奪う一番の原因は、炎ではなく煙と有毒ガスの吸引です。壁や天井の内装材はしばしば『燃料』になり、PVC内装は燃えると塩化水素を出します。塩素を持たないPVCフリーにすると、この出発点そのものが消えます。

『どの内装材を使うか』は、火災のときに人が逃げられるかどうかを左右します。建築基準法の内装制限、不燃・準不燃・難燃の3区分、コーンカロリメーター試験、そして歌舞伎町ビル火災の教訓までを、施工店・設計者の実務目線で整理します。