
防火
準不燃フィルムは実際どこに貼られているか — 学校・病院・500戸マンションの納入記録
カタログの謳い文句より、納入記録の方が雄弁なことがあります。韓国の公式販売チャネルD-Guardが公開する約80件の納入記録を読むと、学校・介護医療施設・大規模マンションという、防火規定が特に厳しく問われる建物ほど、この準不燃フィルムが繰り返し選ばれてきたことがわかります。
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ジャーナル
PVCの燃焼、煙の吸引リスク、内装材を規定する防火区分 — 日本の規格・一次情報に基づいて解説します。

カタログの謳い文句より、納入記録の方が雄弁なことがあります。韓国の公式販売チャネルD-Guardが公開する約80件の納入記録を読むと、学校・介護医療施設・大規模マンションという、防火規定が特に厳しく問われる建物ほど、この準不燃フィルムが繰り返し選ばれてきたことがわかります。

仕様書に『準不燃』とあるだけでは足りません。NM/QM/RMの記号と4桁番号は何を意味するのか、なぜ番号だけでは安心できないのか(組み合わせ認定)、どこで実在を確認するのか。準不燃内装材の仕様書を、大臣認定番号から読み解く実務手順を整理します。

火災で人の命を奪う一番の原因は、炎ではなく煙と有毒ガスの吸引です。壁や天井の内装材はしばしば『燃料』になり、PVC内装は燃えると塩化水素を出します。塩素を持たないPVCフリーにすると、この出発点そのものが消えます。

『どの内装材を使うか』は、火災のときに人が逃げられるかどうかを左右します。建築基準法の内装制限、不燃・準不燃・難燃の3区分、コーンカロリメーター試験、そして歌舞伎町ビル火災の教訓までを、施工店・設計者の実務目線で整理します。